社長日記

209

 

大変良い物を借りることが出来ました。
城下工業さんのSWL-AA1 真空管アンプです。


大きさもA4サイズ、重さも3.7kgと置き場所を選ばない。重量配分もまずまずで、他の真空管アンプの様にトランス側に重量が集中して、持ち上げにくいなんてこともありません。

デザインも今風で、インテリア性も高くお部屋の印象を損なうことなくマッチできると感じました。とにかく全て扱い易い、これが最初で最大の第一印象です。


機能的にも無駄な物はなく、と言ってもアナログターンテーブルまで接続でき、デジタル派、アナログ派どちらも自由にセッティングできます。

ターンテーブル横に置いてなんて、なんともカッコ良いですよね。針はММのみで、МCには昇降トランスが必要です。
それ以外にトーンコントロールだけがあり、これでスピーカーの自由度も上がると思います。う~ん、なんとも扱い易い。


さて、ここからが本題。音の印象は結論から言って「無色透明」です。色々な感じ方はあるでしょうが、自然で心地よく曇りや濁りをあまり感じない。

価格帯から考えても、真面目なオーディオ機器としての価値は高そうです。
無色透明のデメリットは、はっきりした特徴が無いとも言えます。だからこそ飽きがこないと感じました。そこで、弊社としてかなり異質な提案をさせて頂きました。
単なるインテリアグッツに終わらず、オーディオの魅力を発信できる、本格派オーディオ機器として位置付けても良いのではと考えました。
100万円もかけなければ、満足なオーディオとは言えないなんて根拠のない世界を壊せるとも感じました。


写真にある弊社のスピーカーは、大変個性的なスピーカーです。元フランス老舗メーカーAUDAXのフルレンジで、ジャズバーかライブハウスに居るかの様な、

音の鮮度とリアリティーを持った、中音域を聴くためのスピーカーと思っています。
低音重視の現代では、こんな商品は市場にありませんから。真空管アンプ好きの方は、むしろ中音域の艶やかさや鮮度を重視されているのではないでしょうか。
音の軽さ、スピード感はこのユニットは最高です。このアンプが、艶やかさを演出してくれます。ですが、そのままBOXにはめても満足な音にはなりません。
そこを調整しているのが弊社の技術です。(自画自賛)


そこはともかく、中音域にこだわる方にはこのアンプは有効です。「無色透明」の魅力がここで発揮されます。聴かなきゃ損です。

そもそも片側3.2Wのアンプに重低音を求めるのがナンセンス。8インチウーハーユニットでは満足にドライブできません。
シングルアンプから考えても同様です。このスピーカーは、能率が94dBありますから、全く不足感はありません。
ビンテージファンが言われる、「上も下も追いかけない」が正にこのシステムです。これでアナログを聴いてほしいな。


この様なシステムをお探しの方には、上記の内容で何が起きているのか、何を考えているのか手に取るようにお解りのはずです。

何とか実現できたらと思います。


余談ですが、カタログに「真空管が魅せる、暖かな音をリビングに。」とありましたが、暖かな音には程遠いようです。

そもそも真空管の暖かさの一つは、調整不足にあり不安定さを聴いている場合もあります。
そこを徹底して取り組んだエンジニアと、音に対する妥協を排除した城下工業さんのスピリットを強く感じます。
暖かい音的なものを出すには、大型良質の出力トランスが必要です。ペアで10万はするでしょう。
ドイツ製の真空管アンプでは、竹を割ったような明解の音もあります。真空管アンプ=暖かい音はそもそも間違いです。
ですが、このすっきりした音の印象は正しく真空管?かと思いました。
また、前段、付属の12AX7の真空管をSOVTEK 7025/12AX7WB に変えたところ、中域に張りが出て高域のきつさも殆ど感じなくなりました。
これは合っているように、思います。こんなことが出来るのも真空管アンプならではですね。


You Tubeで配信するための動画を製作中です。
超自然スピーカーをイメージして、1インチのフルレンジを白樺の丸太に収めました。


木の皮は、経年変化で剥げ落ちるものですが、それをそのまま活かそうとすると難しい事に気が付きました。ウレタンで固めてはいますが、ユニット穴の削れた部分は色が変わって微妙な感じだし、やはり表面(皮)の部分は弱く、扱いに注意が必要です。


売り物とするか否かは熟慮中です。

 


随分前に知人より頂きましたSP盤。You tube の動画に使おうとPCに録音していたのですが、ノイズが激しく困っています。


こんなの蓄音機だよ。と不満に感じていましたが、まさかと思いネットでこの盤を調べてみました。驚いたことに、しっかり掲載されているんですね。
リリース年も載っていてまたびっくり。1928年 しっかり蓄音機時代でした。

アンプ内蔵スピーカーではありませんので、別途デジタルアンプ等が必要になります。そんな製品ですが、今更ながら気が付いたことがあります。


パソコン周りの環境が、オーディオ環境と著しく異なっている事です。結論から言うと、一般的な低音が邪魔になる事に気が付きました。PCボードやデスクは振動共振がひどく、左右のスピーカーの距離も確保できません。その他周りの樹脂製品が共振し、低音がしっかりあると共振等からこもった音になってしまいます。すっきりとした奇麗な音を楽しむためには、PC周りをオーディオシステムにふさわしい環境にするか、低音を抑え抜けの良い音のスピーカーを選ぶかの選択しか無いと思います。
このHC-TX051は音楽感も十分に伝え、環境を問わず場所を取りません。更にデスクトップPCの場合、液晶モニターしたのわずかなスペースに入るので、極めて便利です。頑張って大き目のスピーカーを繋ぐと、オーディオ店で聴いた音とは全く違った濁った音に聴こえてしまうかもしれません。低音が出ない1インチスピーカーにも、ならではの良さが有るものです。

 

あんまり景気は良くないようで。。。 株価も随分下がってしまいました。
何とか2万円は死守。


よくなるかな~と思って、まとめて買ってしましました。
全部で100個、こんなに買って大丈夫なのかな?
来年は販売数をもっと増やせると良いな。もう一回この個数が買えるとサイコー。


本年は、多くのご支援を頂き誠にありがとうございました。 来年も更に宜しくお願いします。

 

Googleのアナリティクスでネットショップの動向を管理しています。


最近●●●/h/1146130.html のアドレスでアクセスが増えています。
このページの利用者は全て滞在時間が0秒ですし、そもそもこのページは当店ネットショップのページとして存在しません。


どこからのアクセスか解りませんが、何の目的で、他人のドメイン内で勝手なページアドレスを作って、更には何に利用しているのでしょう?


詳しい方がいらっしゃいましたら、教えてください。

最近、不思議な現象が起きています。


4年も前に、スピーカーの製造過程動画をYouTubeに載せ、そのアドレスをネットショップからリンクさせて販売促進用に使用していました。
なぜか最近、海外の方がご覧になっているようで、毎日400件ほどアクセスがあるようです。現在2万回に大手ですが直ぐに超えると思います。


意味不明なご意見も寄せられていますが、英語が苦手なので返事は割愛しております。


何がきっかけで今なのでしょう?


https://www.youtube.com/watch?v=JOMav-TU6lE

 

 

最近購入した簡易スタジオ。安い割にはよくできている。 商品写真も飛躍的に?向上。いちいち組み立てるのが面倒ではありますが、助かってます。


カメラはかつての名器?、オリンパスのC-750。既に15年も経ってます。それでも詳しい人しか分からない程度までクオリティーを上げてます。って本音は新しい一眼レフが欲しいのですが・・・

ネット上であの手この手で多くの詐欺もしくは詐欺まがいが横行し、大きなショッピングモールに属さない単独ネットショップはすっかり販売が伸びなくなりました。


それでも有名店や既にそれ相応のブランドがある所であれば別でしょうが、弊社も今やAmazon頼みになりつつあります。先日ネットで調べたら、1インチのスピーカーHC-TX051を全く知らないショップや人が販売しているのを発見しました。最近話題の無許可無在庫転売商法の様で、何でも数千点の商品を簡単に自社のショップサイトに掲載でき、送料や10~20%程度高く設定して、差額を設けるやり方のようです。Yahooで買ってAmazonから届くといった事を耳にしますが、どうもそんなことのなのでしょう。


Amazonでの販売も、注文後5日間も支払い手続きに入らず? その分在庫を食われる事も起きてきました。場が段々荒れてきているようで、小規模事業者はどんどん追い込まれているように感じます。元々お求めやすく価格を設定していますので、これ以上の値引きは困難ですし、それ以外でお客様の信頼とご満足を得られる様、もっと知恵を出さないといけないと思っています。


知恵とは言えませんが、サウンドフォートさんのデジタルアンプを当店でも扱わせてもらえることになりました。当店商品とセットでのお買い得コースを考えたり、工夫してみたいと思います。11月24、25日に小さなスピーカーづくりのワークショップを小田原で開催します。その際、「これ鳴らすアンプは無いの?」と言われても答えられるように、先に準備と思い決めました。

 

キハダの木端です。樹皮の部分が黄色く、草木染の染料にも使われる樹種です。

木材としては、主に戦前の庶民向け家具の材として使われました。
こんな黄色いところを虫が食っていました。舌が黄色くなりそうです。


物は試しで、手近な中古針を入れてレコードをかけてみた。しっかり固定が出来ていないが、それでも好感触。カヤやケヤキと比べても違いは良く分からないが、どちらかと言えばカヤに近いかな?


そんなことより、寄木材で出来たターンテーブルシートの方が随分良い感じ。そちらは後程。

 

クラフトコンペは未発表の物限定ではないので、先に少々お見せします。


思う印象の寄木にはならなかったのですが、他との合わせでこの様になりました。黄色の木が小さくしたら黄色く見えなくて、イメージ通りになりませんでした。

仮の針を入れて、形だけ再現しています。

 

11月のクラフトコンペに向け、作品の制作中です。
コンペでの販売以外では、製造販売しないカートリッジになります。上手く出来るかドキドキです。


ご好評いただいておりましたHC-TX400密閉型2Wayを、只今生産しております。
多分、半月後には販売できるかな? 


いよいよAmazon プライムデーが本日(7月16日)12:00からスタートします。


何でも、いつもの数倍の売り上げらしく、ビックイベントとして位置付けられています。ですが、つい最近まで知りませんでした。さてさて、どんなことになりますか。


期間中は、当店より幾分お安くしていますので、合わせてご利用ください。
詳しくは こちら

 

 

樟のスタビライザーの完成 LPプレーヤー用スタビライザーがようやく完成しました。


樟の無垢材をろくろで加工し、内部にガラスのビーズを入れてアクリルで蓋をしました。
ろくろは、専門の職人さんに依頼し、一つ一つ丁寧に加工しています。ガラスのビーズは、LP盤に起きる微振動をビーズが触れ合うことで振動を吸収し、より鮮明な音の表現が可能になるよう設計しました。


問題は、暑くて視聴が出来ないこと。自分の機材は特殊なので、多分違いが解らないかな?


ヤフオクで、はずみで買ったアンバランス→バランスコンバータです。
いつの物か分かりませんが、パワーアンプがバランス入力だけなので、プリアンプ代わりにと購入。


驚いたのは、XLRの雄雌が逆で、INとOUTが反対なので、接続できません。ついでにバランス→アンバランスコンバータも購入してましたので、そいつのコネクターを2個もぎ取りこちらに移植。ボリュームが無いので、接続のCDプレーヤーにボリューム付きのアウトプットが有ったので、それをボリューム代わりに。
コネクターは、仕様によって様々なのですね。



確かに簡単に接続できましたし、+20dB位の増幅ですから、都合が良いのですけど、音に厚みが無く淡白な感じ。
パワーアンプの石がLM3886でそれを8個も使っているので、そちらが優秀だからと高を括っていましたが、自作のぼろプリアンプが音作りを頑張っていたことに気が付きました。



ぼろなんて言わずに大事にしなきゃ。

 

アムロ・レイがサイド6で投げ捨てた様な古臭い機材ですが、本日出来上がったばかりの新品です。


格安のMC昇降トランスで、サンスイのST-75を使っています。確かに3千円代で出来る格安ですが、あんまり変わらないかな。ネットで丁寧に解説してくださっているサイトを、参考にさせて頂きました。