社長日記

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昨日、驚くようなニュースが飛び込んできました。
gooランキングセレクト運営会社様より、「ブックシェルフスピーカーの人気おすすめランキング15選【2020年最新版】」にて第4位になったとのお知らせがありました。 もちろんその商品は「HC-TX051」の1インチ マホガニー材 超小型オーディオスピーカー です。 並み居る大手メーカー、有名メーカーの中で、個人事業のオリジナル商品がランクインしただけでも大変名誉なことで、それも上位で本当にうれしく思います。


15選の価格を比較してみると、この小ささでも安い方には当たず、値段が高すぎると批判を受けてきた私達としては、ご理解下さるお客様がこんなにも多くいらっしゃることに心より感謝申し上げます。 特に代表する口コミでは、これ以上ない表現のものを選んでいただき、口コミを寄せて頂いた方と編集者様にはとても感謝しています。


今年も頑張って生産し販売してゆきます。更に認知していただければ幸いです。
他にもいくつか販売、開発しておりますので、そちらも宜しくお願いします。


gooランキングセレクト掲載ページ:https://ranking.goo.ne.jp/select/8568


商品ページ:https://www.highcraft.org/product/243

最近、子供用の木の椅子作りを大学生に指導しました。
角のみ盤を使い、ほぞを切って鉋も使わせました。丸太から大きなバンドソーで引いただけの洗い板から、製品を組み上げクリヤー塗装まで仕上げました。


こんな古臭い技術を体験させることの意義については、色々な意見があるかと思います。しかし、極一般的な釘打ち用の金槌の、両側の違いと正しい使い方を誰一人知りませんでした。小学校によっては指導している所も有るようですが、こんな身近な物まで割愛する教育に成っているようです。


グローバル化に伴い、勝ち残れる人材育成は大切でしょうが、物作りに置いてはあまりにも後退しているように感じます。やめろと言われても、考え作り出すのが日本人だったように思います。オーディオなんて正にそう。本当に必要な人は殆どいないのかもしれません。それでも探求し続けます。ほんの数名の良いと言ってくれる人たちのために、そして自分のために。


ノーベル賞受賞者が将来の研究者を危惧していますが、物作りも同じ危機に遭遇しています。知らない若者が悪いのではないのです。知らないという事は、彼らの選択肢からそのことは始めから排除されています。多くの若者の将来への選択肢を狭めていることも今の社会の実態です。研究や物作りは、彼らにもっと開かれるべきでしょう。


昨日、小田原のパブリックビューイングに行ってきました。地元小田原市は、ワラビーズ(オーストラリア)のキャンプ地になっており、大勢の市民がワラビーズの応援で盛り上がっていました。


試合は残念ながらイングランドに負けてしまいましたが、決勝トーナメントにも進出し活躍してくれました。優勝候補とも言われる強豪チームが、キャンプ地として選んでくれて誇らしく思います。大会終了までいてほしかったのですが、これも勝負、スポーツですので・・・
小田原の思い出が、少しでも選手やオーストラリアのサポーターに残ればと思っています。また、いつの日かこの地に来てくれればうれしいことです。


ご覧の通りの地下街の一角、適当な空間で天井は高く壁や床は石張り、音響的には最悪ですが、流石プロオーディオですね、適当に楽しめる音質まで調整しちゃいます。表現力や個性、空間表現や音のディテールなど、ホームオーディオではうるさくこだわるところでしょうが、「聴きやすい」の基本を全うすることの難しさは知っているつもりです。良く研究されています。

残念と言いますか悔しい出来事がありました。

HC-TX051 1インチフルレンジは当店としては売れている商品で、主にAmazonで販売しています。
今までも返品はあり、その殆どがアンプ内蔵PCスピーカーと勘違いしての返品の様に感じていました。今月に入りまた返品があり、いつものそれかなと思っていたら、今回は全く別の状態でした。

音の不調と記されていたのですが、発送時点の音と全く違います。
この症状は以前にも体験したことがあり(自らのテストで)、多分、いえ、確実にそれが原因していると思っています。それは、どこぞかで販売されている音質改善CDもしくはエージング用CDの再生と思われます。何を使ったかも大体解っていますが、要するに特殊な電気信号を送って、ボイスコイルの電気抵抗に変化をもたらすCDです。

 

こんな物持っている人は殆ど居ないと思いますが、それを流してユニットを使えなくしてしまったのです。それで返品。これらの音質改善策は自己責任のはずですが、その結果をスピーカー販売側に押し付けた格好です。ひどい話です。しかも傷入りで帰ってきましたので、ユニット交換だけでは済まなく、再度販売する事が出来ません。

商売をしていればそんなものでしょうが、不愉快です。

1インチほどの小口径ユニットは、反射と反作用から音作りをしているようなもので、物理抵抗や電気抵抗も加味しながらバランスで調整された商品が多く見られます。ですから、それらを無理に変化させてしまうと満足な音ではなくなるばかりか、元に戻すことが出来ません。
使い込んで音を良くする以外の方法は、選択しない方が良いかと思います。


HC-TX102が新しくおなりました。
ぱっと見あまり変わりませんが、MDFの上のツキ板が黒檀からインドネシア産ローズウッドに代わりました。


黒檀は高級感が有って良かったのですが、ツキ板の厚みが薄く品質が確保できない問題がありました。製造元でも対応が出来ないそうで、今回木目の美しいこの材に変更しました。
音の差は全くありません。今までと同様小サイズでダイナミックだと思います。カメラの三脚にもセットできるので、いろんな事が出来るのでは。


7月8日まで15%OFFにて販売中。


https://www.highcraft.org/product/111


HC-TX400は高級パーツをふんだんに使い、密閉型の良さを最大限に伝え、つながりの良さとスピード感が持ち味の良くできた方のスピーカーでした。


これらの商品は、世間ではいくらでもあり一部の有名メーカーですら、この商品の半値以下で販売していることもあり、今後売れてく見込みが立ちにくくなっています。
今回のロットでは、製作中に少々迷いがありツキ板の仕上がりが悪くなってしまいました。そんなことなので、限界までお安くして販売いたします。これを以って生産終了と考えています。

 

大変良い物を借りることが出来ました。
城下工業さんのSWL-AA1 真空管アンプです。


大きさもA4サイズ、重さも3.7kgと置き場所を選ばない。重量配分もまずまずで、他の真空管アンプの様にトランス側に重量が集中して、持ち上げにくいなんてこともありません。

デザインも今風で、インテリア性も高くお部屋の印象を損なうことなくマッチできると感じました。とにかく全て扱い易い、これが最初で最大の第一印象です。


機能的にも無駄な物はなく、と言ってもアナログターンテーブルまで接続でき、デジタル派、アナログ派どちらも自由にセッティングできます。

ターンテーブル横に置いてなんて、なんともカッコ良いですよね。針はММのみで、МCには昇降トランスが必要です。
それ以外にトーンコントロールだけがあり、これでスピーカーの自由度も上がると思います。う~ん、なんとも扱い易い。


さて、ここからが本題。音の印象は結論から言って「無色透明」です。色々な感じ方はあるでしょうが、自然で心地よく曇りや濁りをあまり感じない。

価格帯から考えても、真面目なオーディオ機器としての価値は高そうです。
無色透明のデメリットは、はっきりした特徴が無いとも言えます。だからこそ飽きがこないと感じました。そこで、弊社としてかなり異質な提案をさせて頂きました。
単なるインテリアグッツに終わらず、オーディオの魅力を発信できる、本格派オーディオ機器として位置付けても良いのではと考えました。
100万円もかけなければ、満足なオーディオとは言えないなんて根拠のない世界を壊せるとも感じました。


写真にある弊社のスピーカーは、大変個性的なスピーカーです。元フランス老舗メーカーAUDAXのフルレンジで、ジャズバーかライブハウスに居るかの様な、

音の鮮度とリアリティーを持った、中音域を聴くためのスピーカーと思っています。
低音重視の現代では、こんな商品は市場にありませんから。真空管アンプ好きの方は、むしろ中音域の艶やかさや鮮度を重視されているのではないでしょうか。
音の軽さ、スピード感はこのユニットは最高です。このアンプが、艶やかさを演出してくれます。ですが、そのままBOXにはめても満足な音にはなりません。
そこを調整しているのが弊社の技術です。(自画自賛)


そこはともかく、中音域にこだわる方にはこのアンプは有効です。「無色透明」の魅力がここで発揮されます。聴かなきゃ損です。

そもそも片側3.2Wのアンプに重低音を求めるのがナンセンス。8インチウーハーユニットでは満足にドライブできません。
シングルアンプから考えても同様です。このスピーカーは、能率が94dBありますから、全く不足感はありません。
ビンテージファンが言われる、「上も下も追いかけない」が正にこのシステムです。これでアナログを聴いてほしいな。


この様なシステムをお探しの方には、上記の内容で何が起きているのか、何を考えているのか手に取るようにお解りのはずです。

何とか実現できたらと思います。


余談ですが、カタログに「真空管が魅せる、暖かな音をリビングに。」とありましたが、暖かな音には程遠いようです。

そもそも真空管の暖かさの一つは、調整不足にあり不安定さを聴いている場合もあります。
そこを徹底して取り組んだエンジニアと、音に対する妥協を排除した城下工業さんのスピリットを強く感じます。
暖かい音的なものを出すには、大型良質の出力トランスが必要です。ペアで10万はするでしょう。
ドイツ製の真空管アンプでは、竹を割ったような明解の音もあります。真空管アンプ=暖かい音はそもそも間違いです。
ですが、このすっきりした音の印象は正しく真空管?かと思いました。
また、前段、付属の12AX7の真空管をSOVTEK 7025/12AX7WB に変えたところ、中域に張りが出て高域のきつさも殆ど感じなくなりました。
これは合っているように、思います。こんなことが出来るのも真空管アンプならではですね。


You Tubeで配信するための動画を製作中です。
超自然スピーカーをイメージして、1インチのフルレンジを白樺の丸太に収めました。


木の皮は、経年変化で剥げ落ちるものですが、それをそのまま活かそうとすると難しい事に気が付きました。ウレタンで固めてはいますが、ユニット穴の削れた部分は色が変わって微妙な感じだし、やはり表面(皮)の部分は弱く、扱いに注意が必要です。


売り物とするか否かは熟慮中です。

 


随分前に知人より頂きましたSP盤。You tube の動画に使おうとPCに録音していたのですが、ノイズが激しく困っています。


こんなの蓄音機だよ。と不満に感じていましたが、まさかと思いネットでこの盤を調べてみました。驚いたことに、しっかり掲載されているんですね。
リリース年も載っていてまたびっくり。1928年 しっかり蓄音機時代でした。

アンプ内蔵スピーカーではありませんので、別途デジタルアンプ等が必要になります。そんな製品ですが、今更ながら気が付いたことがあります。


パソコン周りの環境が、オーディオ環境と著しく異なっている事です。結論から言うと、一般的な低音が邪魔になる事に気が付きました。PCボードやデスクは振動共振がひどく、左右のスピーカーの距離も確保できません。その他周りの樹脂製品が共振し、低音がしっかりあると共振等からこもった音になってしまいます。すっきりとした奇麗な音を楽しむためには、PC周りをオーディオシステムにふさわしい環境にするか、低音を抑え抜けの良い音のスピーカーを選ぶかの選択しか無いと思います。
このHC-TX051は音楽感も十分に伝え、環境を問わず場所を取りません。更にデスクトップPCの場合、液晶モニターしたのわずかなスペースに入るので、極めて便利です。頑張って大き目のスピーカーを繋ぐと、オーディオ店で聴いた音とは全く違った濁った音に聴こえてしまうかもしれません。低音が出ない1インチスピーカーにも、ならではの良さが有るものです。

 

あんまり景気は良くないようで。。。 株価も随分下がってしまいました。
何とか2万円は死守。


よくなるかな~と思って、まとめて買ってしましました。
全部で100個、こんなに買って大丈夫なのかな?
来年は販売数をもっと増やせると良いな。もう一回この個数が買えるとサイコー。


本年は、多くのご支援を頂き誠にありがとうございました。 来年も更に宜しくお願いします。

 

Googleのアナリティクスでネットショップの動向を管理しています。


最近●●●/h/1146130.html のアドレスでアクセスが増えています。
このページの利用者は全て滞在時間が0秒ですし、そもそもこのページは当店ネットショップのページとして存在しません。


どこからのアクセスか解りませんが、何の目的で、他人のドメイン内で勝手なページアドレスを作って、更には何に利用しているのでしょう?


詳しい方がいらっしゃいましたら、教えてください。

最近、不思議な現象が起きています。


4年も前に、スピーカーの製造過程動画をYouTubeに載せ、そのアドレスをネットショップからリンクさせて販売促進用に使用していました。
なぜか最近、海外の方がご覧になっているようで、毎日400件ほどアクセスがあるようです。現在2万回に大手ですが直ぐに超えると思います。


意味不明なご意見も寄せられていますが、英語が苦手なので返事は割愛しております。


何がきっかけで今なのでしょう?


https://www.youtube.com/watch?v=JOMav-TU6lE

 

 

最近購入した簡易スタジオ。安い割にはよくできている。 商品写真も飛躍的に?向上。いちいち組み立てるのが面倒ではありますが、助かってます。


カメラはかつての名器?、オリンパスのC-750。既に15年も経ってます。それでも詳しい人しか分からない程度までクオリティーを上げてます。って本音は新しい一眼レフが欲しいのですが・・・

ネット上であの手この手で多くの詐欺もしくは詐欺まがいが横行し、大きなショッピングモールに属さない単独ネットショップはすっかり販売が伸びなくなりました。


それでも有名店や既にそれ相応のブランドがある所であれば別でしょうが、弊社も今やAmazon頼みになりつつあります。先日ネットで調べたら、1インチのスピーカーHC-TX051を全く知らないショップや人が販売しているのを発見しました。最近話題の無許可無在庫転売商法の様で、何でも数千点の商品を簡単に自社のショップサイトに掲載でき、送料や10~20%程度高く設定して、差額を設けるやり方のようです。Yahooで買ってAmazonから届くといった事を耳にしますが、どうもそんなことのなのでしょう。


Amazonでの販売も、注文後5日間も支払い手続きに入らず? その分在庫を食われる事も起きてきました。場が段々荒れてきているようで、小規模事業者はどんどん追い込まれているように感じます。元々お求めやすく価格を設定していますので、これ以上の値引きは困難ですし、それ以外でお客様の信頼とご満足を得られる様、もっと知恵を出さないといけないと思っています。


知恵とは言えませんが、サウンドフォートさんのデジタルアンプを当店でも扱わせてもらえることになりました。当店商品とセットでのお買い得コースを考えたり、工夫してみたいと思います。11月24、25日に小さなスピーカーづくりのワークショップを小田原で開催します。その際、「これ鳴らすアンプは無いの?」と言われても答えられるように、先に準備と思い決めました。

 

キハダの木端です。樹皮の部分が黄色く、草木染の染料にも使われる樹種です。

木材としては、主に戦前の庶民向け家具の材として使われました。
こんな黄色いところを虫が食っていました。舌が黄色くなりそうです。


物は試しで、手近な中古針を入れてレコードをかけてみた。しっかり固定が出来ていないが、それでも好感触。カヤやケヤキと比べても違いは良く分からないが、どちらかと言えばカヤに近いかな?


そんなことより、寄木材で出来たターンテーブルシートの方が随分良い感じ。そちらは後程。

 

クラフトコンペは未発表の物限定ではないので、先に少々お見せします。


思う印象の寄木にはならなかったのですが、他との合わせでこの様になりました。黄色の木が小さくしたら黄色く見えなくて、イメージ通りになりませんでした。

仮の針を入れて、形だけ再現しています。

 

11月のクラフトコンペに向け、作品の制作中です。
コンペでの販売以外では、製造販売しないカートリッジになります。上手く出来るかドキドキです。