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社長日記

病院食

2016年03月07日

病院食と聞いて、どの様な想像をするでしょうか? 病院食と刑務所の臭い飯は、まずい食事の代名詞と言っても過言ではないように思います。


その病院食の中でも最高峰に当たるのが、塩分、糖分を限界まで制限した糖尿病患者専用減塩食になるかと思います。確かに、それらの話はその昔、今は随分良くなっていると、、、もちろん、その通りだとは思いますが・・・


入院の際に、町医者で無理やり持たされた糖尿病手帳から、食事制限も無く、少々数値が高いから「ちょっと薬を出しましょ」なんて言って、あれよあれよと立派な糖尿病患者にさせられ、入院時には無条件で糖尿病メニューとされてしまいました。2泊3日の短期入院とは言え、食事以外他に楽しみも無いですから、かなり堪えると思っていました。


手術直前の検査から、誰もが想像しなかったほど悪かったらしく、「危なかったね」なんて話になってしまいましたが、その事にあっけにとられていたのは自分自身。特に生死に付いて考えるなんてことは全く無く、そう言われても他人事の様で・・・ 


そんなはずだったのですが、どこか幾分変わってしまうものなのか、病院食をまして糖尿用減塩食を、何の不満もなく大変おいしくいただきました。なんだかとっても感謝の気分でした。



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