社長日記
DynamiCap
2013年01月28日
弊社ではPhoebeのオプションとして、この0.33uFだけ取り寄せていますが、このコンデンサの威力はすごいものです。
JBL等のビンテージ物を使っている方々が、既製のコンデンサと交換するのに良く使われるそうです。コンデンサの寿命は概ね30年程度で、それ以上は劣化した音を聴いていることになります。電解コンデンサほど問題は少ないようですが・・・
僅か0.33uFでペア7,000円。通常の物に比べると法外な金額です。なんでもフィルムを手で巻いているらしく、電子パーツの手作り品になるのでしょう。一般的な評価は、解像度が高く信号量が豊富だそうですが、確かに自然でコンデンサ特有の発信が殆ど感じられません。弊社商品の場合、あの小さなツイーターが、ささやかな音を高域を出してくれればよいと思っていましたが、このコンデンサだと、やはりツイーターが無ければだめだと思わせるほどの伸びやかな高域を再生してくれます。まるで違うユニットを使っているようです。
最も、オプションでこのコンデンサを選んで下さいと言う意味ではありません。原価が高すぎて、この価格でも殆ど利益はありません。下手すりゃ取り寄せ送料分マイナスしそうなほどです。
現在、卸元でも在庫切れで、2月中旬の入荷予定です。
他の数値も取り寄せできますので、お問い合わせください。ですが、それなりのスピーカーが買える金額になってしまいますけど。