2025年2月

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昭和54年の学研製の発泡スチロール専用カッターです。
 
スピーカーの緩衝材に発泡を使っているのですが、その近年の価格高騰で加工費が数万円になります。とは言え販売価格を上げるのは難しく、内製で緩衝材を製作することにしました。
 
まだ発泡スチロール自体はホームセンターで安く売っています。それを買ってきてカットするのですが、のこぎりの様な道具を使うと粉がひどく、激しいストレスを伴います。そこで細くカットする部分で、電熱線を用いたカッターが必要になりました。
 
だいぶ探しました。学校教材以外でこのようなしっかりした機材が殆ど販売されておらず、Amazonでも見つからなかったのですが、ヤフオクで昔の物を入手できました。学校備品シール(ナンバー)が貼ってありましたので、昭和54年だと分かりました。昔の器械ですが、未だ戦力です。


大変な寒波ですね。大雪に見舞われた方々に心よりお見舞い申し上げます。


試作段階ですが、6.5インチウーハーの当店では大きなスピーカーを製作した動画とその音を空気録音した動画の2本を今日アップしました。


前回の社長日記に掲載しましたコンプレッションドライバーを使った、少々風変わりのスピーカーです。音作りでの問題もあるしフラットな性能とは言えないのですが、それでもかなり良いですよ。音の正確性ではドームツイーターが良いのでしょうが、ラッパ型はそれはそれの良さがあります。宜しければ動画をご覧になってみてください。


製作動画:https://youtu.be/1BghHfPL_0U


録音動画:https://youtu.be/r3NZ-yhPZ4k