2022年8月

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かれこれ9年ほど前になりますか。知人から譲り受けたエレクトロボイスのPro-8Aという20cmの2Wayユニットで、トールボーイのスピーカーをお勉強のために製作しました。


5年ぶり?もっとですか、久しぶりに音を出したら中音域で激しいノイズが出ます。真ん中の大きなダストキャップ内でごとごと動く構造物があります。やむなく接着されているダストキャップをカッターで切り取り問題を確認したところ、ツイーターを固定しているボンドが劣化で剥がれ落ち、ツイーターそのものが動き回っていました。
シリコンボンドで再接着し修理したのですが、こんな構造になってたのですね。ツイーターの台座は0.5mHほどのコイルで、外側からコンデンサは確認できません。マイナス側につながったコイルはツイーター用の様で、高域カットのコイルをどのような目的で使ってるのか、良く分かりませんでした。


既にダストキャップも接着し直してスピーカー内部回路の見直しも済ませましたが、そもそもこのスピーカーの使い道がありません。今後いつまで保管するか・・・・


このユニットも、既に生産中止のようですしヤフオク等でも中古品が出回っているそうですが、物を見ると正当な価格とは思えない金額で取引されているようです。
もともと1万年弱/本 ですがそれも殆ど送料ではと思えるほど簡易な作りです。ペアで4万円なんてどうかと思いますが・・・ さらに経年変化でツイーターが台座ごと取れる問題もありますのでご注意ください。