中電MG-3675MMカートリッジ+ユニバーサル回転式シェルを発売しました。
初めは3セットだけですが、評判が良ければ続けたいと思います。
60年ほど前のプレーヤーでそんな立派なLPも無く、豪華なMCカートリッジを使うほどではないのですが、DENONの103 MCカートリッジを使っていました。これは針が折れやすく、余計な神経を使ってもストレスになりますし、回転シェルを作りましたので最近ではMMばかり使っています。
聴いた印象でもそれ程の遜色もなく、太い音を好むならMMの方がよさそうです。繊細さに難があるのでしょうが、シェルの特性でカバーも出来ているし、最近大幅に値上げしたMCを無理して使うこともないと考えてこの組み合わせで商品化しました。
MMは針に小さなマグネットを抱き合わせた構造ですので、針先だけの交換が簡単です。しかも5~6千円で購入でき、更には同型の別種類の交換針を使うことも出来ます。G-3675だけでなく丸形針のG-3605、サファイヤ針まで使えるそうです。(オーディオ店店員談) 重量も全部で18g弱、扱いがだいぶ楽だとは思いませんか?
G-3675は特に繊細な音を出しますが、まとめ方はオルトフォンとはまた違ってパワフルな印象です。ジャズには向いているのかと思います。
あのONKYOも破産申請をするそうで、パイオニアのブランドも無くなるのか?こんな状況だからこそ?少々変な商品も必要だと思ってます。近い将来、この分野も後継者がいなくなるのでしょうね。自分はもう少し頑張ります。