オリジナルスピーカーを販売していますと、アンプとの相性はもとよりスピーカーケーブルに付いての問い合わせも多く頂だいします。
スピーカーケーブルは価格も種類も大量に有って、価格で性能?が決まることもなく音色に至っては調査しようがありません。思ったよりも気に入った物が無く、推薦したいと思う商品に巡り合っていません。それを探す途方もない旅に出る余裕は無く、ならばとオリジナルで製作しました。
写真の物は試作品で、幾分音は気に入っていませんが、現在進めている製品用は個人的に納得できる物に仕上がったと思います。デザイン的にも美しいわけでもなく、硬くて太くて扱いにくいケーブルですが音色(性能)は気に入っています。そもそも4Nとか6Nとか銅の純度争いには興味が無く、低電気抵抗を競うつもりもありません。そもそもそのことが音が良いと直結しているとは思っていません。
有る部分は気に入っているがある部分はちょっとと言うケーブルを組み合わせ、振動対策、ノイズ対策の処置をしてケーブルを作っちゃいました。2m、3m、4mの3種類を考えていて、1ペア作るのに2日ぐらいかかる事から、大変高価なものにはなると思います。
音色は、中高域の解像度が高く、明るく華やかさがあります。低域も十分ですが、そこは一般的な極太ケーブル並みでは?
幾分ピーク感のあるスピーカーだと思っていましたが、このケーブルを使って気付いたのですが、このピークってケーブルだったんだって。