昨年11月初めから、息切れや動悸が激しく大事な打ち合わせも満足にできない事がありました。
大学の授業でも話すことがままならず、他の先生方や学生に随分迷惑をかけてしまいました。
元来アレルギー体質で、ブタクサ等の花粉にも反応して動悸がすることがありましたが、11月からとはなぜなのかと感じていました。確かに昨年は夏ごろから急激に忙しく、休みも満足に取れていない状態でした。また、最近では高血圧、高コレステロール、糖尿病と成人病の症状の全てが現れ、いつも我が家の健康を管理して下さっている近所のクリニックで、その治療もしていた頃でした。しかし、その事とは直接関係が無いと思っていました。
息切れや激しい動機、吐き気や目眩が日増しに激しくなり、最近では日常生活に支障を来たすほどで、その原因が全く掴めず将来の事も含めてかなり悩んでいました。た
またま?生活習慣病になったため、お世話になっている医師も、「糖尿病からくるさまざまな病気を少しは疑ってみましょう」と考えてもみなかった検査にのりだし、物は試にと狭心症等の心臓病に使われるニトロ?と言う薬をもらい、気分が悪くなった際にその薬を試してみることとなりました。
結果は確かに楽になったように感じました。動悸は確かにありましたが、心臓を疑ったことは無く、知人から紹介された循環器の医師を訪ね、今月CT等で検査をしておりました。
検査結果では、どうも心臓の動脈に詰りが見つかり、狭心症と診断されました。そんなことで29日から2泊3日予定で入院となり、カテーテルの手術を行う事になりました。手術自体は短時間で済むらしく入院期間も短いため、ご注文等への対応ではそれ程停滞しないと思いますが、幾分ご不便をおかけするかもしれません。
今の医療では、簡単にしかも確実に治療が出来ますが、これが昔の話となれば命の危険に直結する事になります。信長の時代に「人間50年」と言われたことも頷けます。原因が分かった事は喜ばしいことではあるのですが、ある年になれば、日頃から気を付けなければと痛感しています。