時間が取れたので、しばらくぶりに初めて作ったスピーカーを引っ張り出して、再調整していました。
スピーカー作りの事を全く知らなかった頃の物で、BOX容量がまるで足りず、下の台座までBOXを延長しなければ、満足な低音は得られないのは解っています。それには更に相当の労力がかかりますので、当面使うあてもないのでペンディングにしています。
調整したのはネットワーク回路で、手持ちの有り物部品を駆使して比較的良さそうな回路に変更しました。
このスピーカーは、国産ユニットに拘って集めた物で、ウーハーがパイオニアのLH-5aだったと思いますが、その製品のリペアパーツを取り寄せました。このユニット製造を最後に、パイオニアも生産を中国に移動したらしく、その際に一番大きなエッヂレスウーハーは切り捨てられたと聞いています。ミッドレンジは、National製。Yahooオークションで購入した物で、前のオーナーも中古で購入した物を36年ほど保管していたそうです。このスピーカーも出来てから10年ほどたちますので、約半世紀前の品物です。National名だったのは、もしかしたらテクニクスブランドがまだ無かったかあまり使われていない頃の為だと思われます。後に、似たようなユニットが、テクニクスブランドになってました。
問題はツイーターで、衝動買いしたGOTO GS-7で、これも確かに国産ユニットですが、扱いがデリケート過ぎて厄介物です。使っていなかったので、がりがりした音がかなり入りますし、何が原因か片方の能率が落ちてしまい、左右のバランスが狂ってしまいました。
まだまだ直したいところが沢山ありますが、せっかく出したので、しばし音出しをしてみようと思っています。