ようやく新しいスーパーツイーターが完成しました。現時点では在庫が無いため、後日リリース予定です。
型番はHC-ST077。 前の型番と異なります。写真の様に、カメラの三脚にも接続できるように、下面に1/4インチの雌ネジが埋め込んであります。ユニットもかなり豪華で、最近流行っているエアモーターリボンツイーターを採用しました。サイズも更に小さく、三脚に載せても似合うよう、デザインも再三検討しました。
余計な形が入ると、置いた時と三脚の時の両方で見栄えがする物にならず、単純な四角で、素材感をアップさせてシックに仕上げました。基本BOXは、国産銘木材のアサダを採用しました。この材は殆ど流通しておらず、とある材木屋のデットストックを入手した物で、質感と存在感が素晴らしい木材でした。バッフル板は、シナの共芯合板を使って、その上にバーズアイ柄のメープル天然木ツキ板で仕上げています。本体を少々艶を抑えめにして、バッフルの艶を上げた拘りのエンクロージャーです。
ユニットは、最近リリースされたばかりの56㎜フェースプレート、エアモーターリボンツイーターで、音の輪郭が際立ちます。リボンの泣き所は能率の低さで、公式では88dB/1m/1wですが、リボンの強みのぼけない音で、この能率でメインシステムが94dB程度までは十分に効果が期待できます。殆ど直結で良いはずのSPと合わせても、かなりボリュームを絞って丁度です。
ユニット等の卸価格が全く異なりますので、販売価格もそれなりに上がり、消費税5%でペア48,600円(税込)の予定です。
現在在庫準備中ですが、ご希望のお客様がいらっしゃいましたら、先行予約もお受けいたします。お気軽にメールをください。
さて、物は変わって、こちらは密閉型2Wayスピーカーになります。上記のスーパーツイーターと同じユニットを使い、以前大変評判の良かった密閉型にも採用したウールコーン、キャストフレームの5-1/4インチ(140㎜)ウーハーと組み合わせてみました。
以前の店長日記にも記載しましたが、密閉型を無垢材で作るのはナンセンスと考え、MDFにウエンジのツキ板仕上げにしています。全くとは言いませんが、濁りが少なく、すっきりとした音を出します。サイズは、H330×W175×D220(mm)と弊社では少々大きめですが、一般的な小型SPサイズです。これでも本格的なオーディオ機器として、クラッシック、ジャズ、ロックと幅広く対応できるスピーカーです。比較的フラットな特性ですので、アンプの持ち味を引き出してくれるSPとも言えます。
こちらは、現在オーディオショップで評価中ですので、発売までにはもう少々かかりそうです。価格は2本で129,600円(税込)前後の予定。
無垢材や箱根寄木細工を使っておらず、弊社のコンセプトでは?でもありますが、まずは性能が重要ですし、出来るだけ「木」のダイナミックさを感じられるウエンジにしたりと、コンセプトに照らして出来るだけ拘った品でもあります。
どちらもでんき堂スクェア湘南店様にてご視聴可能ですので、お近くの方はお寄り下されば幸いです。
でんき堂スクェア湘南公式サイト:http://www.audio-sp.com/