2013年8月

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久しぶりに、POP Artの展覧会に出かけてきました。場所は国立新美術館の特別展です。

著作権もありますので、チケットの写真のみ掲載します。20数年前に、この手の展示会を良く見ていましたので、何とも懐かしかったです。殆どが40年以上前の作品で、今見ると現代アートと言うよりは、近代アートに属するのかと思います。時代背景や美術の流れを加味しないと、これらの作品の良さを感じる事は難しいかもしれません。

ウォーフォルやロイ・リキテンシュタイン等の作品がずいぶん出店されていました。他にラウシェンバーグやジャスパージョーンズのドローイングや絵画が沢山あり、これだけの数を一度に見れる機会も少ないと思います。

金曜日でしたが、だいぶ混んでいました。若い人たちが多く、そんな時もあったと余計に懐かしく感じました。

前作のHC-TY203と殆ど同じデザインですが、ウーハーをWavecor WF120BD04に変更し制作しました。全く姿は変わりませんが、ツイーターも型番違いの別の物に変更しています。

単なるコーテッドペーパーコーンですので派手さはありませんが、金属コーンとはまた違った趣でスピーカーの基本素材とも言えます。やはりヴォーカルの感度は優れていて、「基本」を意識しての商品開発を行いました。
ツイーターとウーハーの位置をずらして、位相を合わせるのが最も良い方法なのかもしれませんが、調べてみると、この組み合わせでは11cmの差を設けなければ同一点からの音の発信にならないようです。このサイズで11cmを吸収するのはデザイン的に困難で、値段ばかり高い商品になってしまいます。そこでネットワーク回路を駆使して音のつながりを良くするのですが、何度も試行錯誤を繰り返し、更に多くの商品を制作してゆく経験を加味して、最近ようやく理想に近づいてきたように感じます。

どんな音が好みなのか、自分自身でも時々解らなくなることもありましたが、詰まる所「心地良い音」なのだと感じています。当たり前の事ですが、これがかなり難しい。多くの商品から自分の気に入った物を選ぶのも、結局は理屈ではないと思います。そんなこんなで、思いの伝わる人品が出来たように感じています。

それから、「夏休み特別セール」も間もなく終了いたします。このHC-TY204も特別価格にて販売中ですので、お早目に。

1品物試作品のHC-TX250販売をすることとなりました。

本日、(株)横浜ベイサイドネット様の完成品(既製品)試聴室にて、展示販売して頂く事となりました。金額はペアで90,000円(税込)。サランネット込となります。

大きさは、H250×W165×D180㎜ 2Kg/本 4Ω。
小さいながらにバランスもまずまずで、きれいな音の印象です。能率が低いのが欠点ですが、室内楽等のクラッシクにも対応できる商品です。真空管ラジオの様なデザインで、ツイーターベゼルに箱根寄木細工を使用しています。

1組のみですので、弊社からの直接販売は出来ません。(株)横浜ベイサイドネット様へお問い合わせください。

お近くの方は、是非聴きに行ってみてください。

 

(株)横浜ベイサイドネット様サイト:http://www.baysidenet.jp/