皆さんもこのCDはご存知かと思います。以前からこのXRCDは知っていましたが、なるほどです。
既に聴かれたことのある方はお解りでしょうが、この音が原音に限りなく近いのか、それとも作られた音なのか、その判断はそれこそ皆様にお任せするところですが、確かに聴いていて面白いです。空間表現が今までのCDとは全く違います。最近24bitなど、情報量の多いシステムが進んでいますが、それを思わせる表現力です。CDの世界規格は16bitですので、そのCDプレーヤーの音は、オーバーサンプリング機能が無ければ同じ16bitな訳で、ここまで表現できたのはなぜだろうと不思議に思います。
たまたま、でんき堂さんで、このCDを卸している方とお話ししましたが、録音のうんちくはネット上でも紹介されていますが、その録音を会社が休みの土日にやっているそうです。なんでも、十分で且つ安定した電力を確保する事らしく、スタジオ関係者以外出勤していないので、他に電気を使うことが少なく、パソコン等の電気製品による電源の乱れもない事が目的だそうです。そこまでやるかといった感じですが。
販売されている製品も、動作確認?を十分に行い、想定されている音が再現できない製品は出荷しないそうです。量産のCDでは考えられない拘りようです。
理屈はともかく、このシリーズを聴いてしまうと、今までの物に戻れない、そんな印象です。今まで使っていたシステムが全く違う印象になります。自分も試で1枚買いましたが、1枚は有っても良い物かもしれません。
一部の商品ではアナログもあるようで、そちらはどの程度の物でしょうか?