展示会で、最も好評だったHC-TX400

 


さて、先日の展示会でも出しました本格密閉型スピーカーHC-TX400ですが、限界の価格で、且つ20セット限定で販売する様調整しています。
来月早々に設計を詰めて、4月末ぐらいにはリリースしたいですね。


昨年、このスピーカーを2組ほど製作し、弊社ネット上で掲載していましたが、不人気の密閉型、何の特徴も無いデザイン、当店自慢の本物の木もコンセプト的に弱い事から、人気の商品とは言えませんでした。 ですが、その後の調整当で更に音のクリヤ-差が際立ち、中音域の厚みもアップして、リボンツイーターでありながら、50年代、60年代のJazzにまで合う、高性能なスピーカーが出来上がりました。


14㎝の密閉型ですので、確かに重低音重視の製品に比べて弱さはありますが、過度に低音を追いかけなかったことで、自然でクリヤーでしかもソウルなサウンドもこなせる、言わば出来過ぎの商品だと思います。
そのHC-TX400を高性能に復活させ、家具屋的外観重視製品作りの印象を払拭すべく、10万円(税込・ペア)を切る破格値で限定販売する計画です。 現実には12万円(税別・ペア)でないとビジネスにならないのですが、製品作りのアピールとして、その様に計画しています。


この商品の欠点は、無垢の木どころかMDFのツキ板貼り仕様で、密閉型の泣き所も確かにあります。理想では、17㎝ウーハーを使いたいところですが、それでは更に価格が高くなってしまいます。
ユニットのチョイスでは、もっと安い製品もあります。特にこの価格でリボンツイーターは、その昔ではあり得ませんでした。 性能には妥協したくなかったので、無理な計画となりましたが、
聴いていただければその拘りが直ぐにお解りになると思います。


展示会では、多くの方の評価も高く、「この値段の製品じゃないよね」と希望される方もあり、少しでもその声に応えられるよう実施する予定です。
販売は、弊社ネットショップと「でんき堂」様のみとなります。 価格が低く、生産も手作りですので、他のショップの方には申し訳ありません。


生産が始まったら、また記事を載せたいと思います。